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2006年04月03日

日本と海外のビジネス環境の違い!(スモールビジネス・飲食店)

あたりまえのことですが、日本と海外のビジネス環境は異なります。

しかし・・・

頭では分かっていても、初めて海外で(と)ビジネスを経験する方に予めアドバイスしても、実施する段階になると、日本のやり方でやってしまう!? 
  ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━ ━

仕様がないことなのでしょうが、時間もお金も無駄にしてしまうのでくれぐれもご注意を!

■特に飲食店開業時には

開店予定日の半年後にようやく開店にこぎつけられた!!
開業時の改装費が、1.5倍、2倍かかった!!
開業できないのに家賃も給料も半年間も払わなくてはならなかった!!
予定の来客数に達するまでに一年近くかかった!!

という例も少なくありません。

オーストラリアに住んで19年目と長いので、最近の日本の現状は良くわかりませんが、友人・知人から教えてもらった情報によると、日本で飲食店を始めるときの運転資金は、あまり準備をしなくても何とかなるとか。

恐らく、人通りが多いから新しい店に直ぐに気がつく!とか、「新しい店がオープンするよ!」といううわさが主婦の間で広がる?とか、チラシにちょっと広告を載せるだけでお客様が来てくださる?とか、欲しい人材は直ぐに見つかる?とか他国に類を見ない素晴らしい環境が揃っているからなのでしょう。

それに、勤勉で丁寧な日本人の仕事は、店の改装工事の日程も予算も当初の予定通りに進むことだろうし、優秀な人材も豊富にいるだろうし、万が一、労働条件が合わないからと直ぐに辞めることになったとしても、また直ぐに新しい人材が見つかるのでしょう。

しかしオーストラリアは、全く環境が異なります!

ビジネス環境、考え方、生活習慣の違いから、日本と同じように物事は進めたくても進められません。

特に・・・

◆約束どおりの仕事をしてくれる業者を見つけることとか、
◆働き者で融通が利いて気が利くスタッフを見つける

のが、非常に難しい!至難の業です。
日本人の優秀さ、日本の環境の素晴らしさを「日本だけなんだぁ」と改めて認識する瞬間です!(笑)

考え方や価値観が違う、というのが一番の理由ですが、ここオーストラリアはもともと労働党が長期にわたって政権を握っていた国。労働者の人権が想像以上に守られていた。
経営者より労働者の方が強いんです!

労働者の方が「で、給料はいくらくれるの?」、「給料はもらって当然。」、「働いてやるんだから!」という感覚。
仕事をオファーした時点のJob Descriptionに含まれる仕事以外は一切しない。万が一Job Descriptionに書き忘れた時は、下手に出ながら交渉する!といったワザが必要です。


■ちなみにどれだけ労働者が守られているかと言うと・・・

1.スーパーアニュエーション(年金のようなもの)として給与支給額の9%を会社が支払う。

2.有給休暇は20日(年間)。基本的にどの産業の労働者もキチンと消化する。

3.長期間働くと更に8.667〜13週間の有給休暇が与えられる。(州によって条件が異なる)NSW州の場合、10年間継続勤務をすると2ヶ月の有給休暇が与えられる。

4.5〜15日間の病欠(Sick Leave)が与えられる。(州や業種によって条件が異なる)

5.他にも、PERSONAL LEAVE、CARERS LEAVE、BEREAVEMENT LEAVEなどが認められている。

6.いかなる理由があっても辞めさせるためには、何度かLetterでWarningを与えて、一定期間のチャンスを与えて、それでも出来なかった、やらなかったということで初めて解雇することができる。とにかく万人に平等に(Fair)!不公平があってはいけない!ということが最重要視されます。

※参考
業界ごとのAward


■では、どうすればよいか?

日本との違いをキチンと認識し、対応策やそれにかかるコストを予め考えておくこと。

それに「郷に入れば郷に従え」の考えと 順応性!行動力!実行力!解決力! しかないでしょう。

しかし・・・ やはり人間、口にするのは優しいが実行するのは難しい。

順応するのにも少し時間が必要ですよね。

でも、資金に余裕がなければビジネスの世界ではそんな悠長なことは言っていられない。
ゆっくり順応するまで待ってたら、会社が潰れてしまう。
そのうち仕入先への支払いが滞り、給料が滞り始め、家賃が払えなくなり・・・ 最終的に借金を抱えて倒産してしまいます。

社会責任もあるし、雇用したスタッフを路頭に迷わせるわけには行きませんから…

  直ぐに順応できない人 & 資金力がない
  a) 代わりにキーマンとして働いてくれる人を見つける! ⇒ リスクが高いけれどやれるかもしれません。
  b) 代わりもいない  ⇒ 起業・事業するのは断念しましょう!

  直ぐに順応できない人 = 要資金力。

  直ぐに順応できる人  ⇒ どんどんビジネスを発展させてください!


日本より大いにチャンスのある国ですが、起業はどの国でも簡単ではないこと、お忘れなきよう!

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Posted by Japanese Culinary Institute at 07:08│Comments(4)・・・
この記事へのコメント

◆約束どおりの仕事をしてくれる業者
◆働き者で融通が利いて気が利くスタッフ

↑これこそ、日本人の強み。
こういう日本人スタッフ、業者っていないんですか?
逆にビジネスチャンスなのかも。
Posted by ナベヲ at 2006年04月03日 08:58

ナベヲさん、シドニーで起業しませんか?
ナベヲにぴったりなお仕事だと思います!
Posted by シドニー nishimoto at 2006年04月03日 09:19
東洋の学問・技術はなぜ西洋の様に発展しなかったのか?諸子百 .... 内戦が続き過ぎて産業も衰退し、フランコのころは外資を積極的に .... 例えば漢の時代の中国では水を垂らしてそれを時計代わりにしていて、それを観測する官僚がいた。
Posted by パネライコピー at 2013年10月10日 17:08
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Posted by サッカースパイク ナイキティエンポ at 2014年10月11日 15:33
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